なんと言ったらいいんでしょう!新しい、かな…。今までに味わったことない映画でした。thrillerに分類されるのかな。でも、それじゃ納まらないですね。原作も素晴らしいのでしょうけれど、映像にしたこの映画も見事…!そして宣伝通り驚愕のラスト。というか、唖然。
最初の10分は確かにちょっとグロくておえって感じでしたけど、その後は綺麗過ぎでした。殺人がキレイすぎて驚く程です。殺すシーンはほとんどないし、死体が余りにもキレイなので。それに、ジャン=バティスト(ベン・ウィショー)が作る香水が本当に匂ってくるようで、ついつい食いついてしまいました。ただ、彼の行動は通常の人には理解できない奇行なので、入り込めればよいものの、ふと気が逸れるともうダメだと思います。
でももう、ベン・ウィショーの演技には釘付けになること請け合いです。素晴らしい…!「何でこういう演技ができるんだろう、この人本当に変態なんじゃないの!?(ごめんなさい)」って思ってしまうくらい迫真。ヘイ君(ヘイデン・クリステンセン)とは違う負のオーラを持ってる感じがしました。
("Yes,master." 繋がりです…よ)ラストの絞首台のシーンは「最高の香水」ってことでなんとなく予想はつきました。(さすがにあそこにいた皆がああいう形で「愛」を表現するとは思わなかったけど、きっとジャン=バティストを許すんだろうとというのは。)ただ、あたしはそれでは腑に落ちなくて「うーん、これでいいんだろうか」って思ったんだけど、本当のラストはまったく予想がつかなくて、冒頭でも言いましたが、唖然でした。「そうなるの…?…え?」って。終わっても話がぐるぐる頭の中回ってました。不思議な感じ。
確かに、ある一人の男の奇行のお話ですが、見終わった後のこの不思議な感じは味わってみても良いのではないかな〜と思います。しかし、何で英語にしたんだろう?フランス語にしたら良かったのに。(フランス語わからないあたしにとっては英語でとても助かったんですが。)ベン・ウィショーしかできない演技だったからかもしれないですけどね。それほど、彼には驚かされました。オスカーあげたい。あと、やっぱりアラン・リックマンは味があったというか、存在感たっぷり!娘の死体を見つけたときの嗚咽は思わず目頭が熱くなりました。
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